車中泊やキャンプに適した車とは(軽自動車編)
- 2020.02.19
- 車・キャンピングカー
車中泊と車上生活とはどこが違うんだ?
車中泊は、主に自動車の中で宿泊をすることで、またはキャンプをすることを伴ったりします。
キャンプといえば寝るところはテントまたはバンガローなどが思い当たります。
でも最近は車にキャンプ道具を積み込んでいくだけではなく、車の中で就寝するスタイルも増えてきています。
それでは車上生活とはなにか?
先日もテレビで車上生活者のドキュメント番組をやっていましたが、やむを得ず車の中で生活せざるをえない、これは災害時で住む家がなくなった場合の一時的な生活の場所としても当てはまると思いますが、ちょっとネガティブな意味合いを持つようです。
今回はレジャーや趣味の方の車中泊に適する車についてちょっと考えたいと思います。
キャンプしたりするんなら、キャンピングカーでしょ。
多くの人はそう思いますよね。
キャンピングカーと言っても軽自動車ベースのものからバスの大きさまでとてつもない種類がありますがそれは別の機会として、今回は普通の自動車で車中泊に適するものをということです。
例えば軽自動車もいろいろな種類がありますが、ワンボックス的な形、よく配送業者さんや仕事で使う車ですね。
スズキのエブリイやダイハツのアトレー、ホンダのN-VANなどが代表的でしょうか。
これらの車は、後部の座席を倒すと荷物がたくさん乗るようになっているので、かなりフラットな床面を得ることができます。
そうすると比較的に簡単に就寝するスペースを作ることができます。
お金を掛けないやり方であれば、そこに銀マットやキャンプで使うエアマットなどを敷くことで車中泊ができるようになります。
でも、外から丸見えじゃ困る。
そうですね、車中泊をされる方の多くは自分でカーテンを作って掛けたり、窓の大きさに合わせて、プラスチックの中空の板(プラダン)を使って目隠しを作ったりします。
ちなみに色は黒のほうが外からは違和感がないようです。
その内側にはDAISOなど100均で売っているインテリアシートなどでお化粧します。
また換気のために、そのプラスチックの板に開口を作って小さな換気扇を取り付けたりする人もいます。
車内でガスコンロ等を使うことをお考えの方は換気扇と一酸化炭素中毒のチェッカーなどが必須になります。
まあ後はキャンプ用のテーブルやランタン、ポータブルバッテリーなどがあればとりあえずは車中泊できてしまいます。
夏や冬などの季節用に暖房器具や扇風機などをポータブルバッテリーの容量に合わせて用意することもできます。
それでは他の軽自動車では車中泊はできないの?
例えばダイハツのタント、スズキのスペーシアやホンダのN-BOX等の場合は先程述べた車たちに比べて完全にシートがフラットになるわけではありませんが、いろいろなメーカーさんから、車中泊用のベッドキットなるものが発売されています。
私がよくYou Tube等でお見かけするのは、MGRCustomsさんのもので、各車種ごとに精密な採寸のもとフレームとマット部分を作っておられて、マット下の部分は荷物の収納になります。
こちらのメーカーさんは、軽自動車からハイエースまでいろいろな種類のキットを出されているので、あなたがいまお持ちの車に対応できる機会が多いのではないかと思います。
下にリンクを貼っておきます。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/mgr-customs/
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