やわらかな家、ゆるグリッド
やわらかな家とは、布やウレタンフォームなどのやわらかな素材でできている家というのではありません。
ふつう家は不動産というように定義されています。
やわらかな家は動産という定義となります。
つまり、コンクリートの基礎などによってその土地に定着していない家ということです。
これらはモバイルハウスと呼ばれており、私の頭の中の範疇ではキャンピングカーや車中泊のできるバンなども入ります。
オフグリッドという言葉は皆さんも聞いたことがあると思います。
これは電力会社の送電系統を利用しない状態の電力システムのことを指します。
田舎の奥の方に行っても上下水道は整備されていなくても電気だけは結構整備されています。
ゆるグリッドとは、普段は電力会社の送電系統を使いながら、その一方で太陽光発電などの再生可能エネルギーを使って自分でも発電してその電気を利用する、まあ今みなさんがやっていることですけれども、結構設備にお金がかかりますよね。
そこまで本格的な設備を揃えなくても、たとえば100wや150wのソーラーパネルを使って市販の大容量バッテリーに蓄電していく。そしてそれをサブとして電気製品を使っていくということです。
これは昨今の台風や豪雨による災害時に停電したときなど、スマホや情報機器などのためにこれらのバッテリーは役に立ちます。
冷蔵庫やエアコンなどを稼働させるにはなかなか大変なところはあるものの、今は多くのYouTuberさんたちがいろいろな実験、試みをしてくれていてとても参考になります。
これからの話しはすべての人に向けたものではありません。
でも、必要としている人はいるはずで、それらの人へのガイドとなれば嬉しいです。
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気候の変動による災害から、住むところや生活を守る一つの方法・・・ 2020.02.05