軽自動車で車中泊をしているひとびと

車中泊と言っても、キャンプの一環としてテントの代わりに車で就寝する人、または災害などで自宅が壊れるなどによって車中泊を余儀なくされてしまった人などいろいろなシチュエーションがあります。

後者の方は車中泊と言うよりも、車上生活と言ったほうがいいのかもしれません。

ここでは軽自動車をベースにして車中泊やキャンプをしている多くの人たちの中で、私が気に入っている方たちを紹介いたします。

まずは、私が車中泊というものを意識したきっかけである、2016年の熊本地震。

この大きな地震によって多くの方が家を失い、長期間の避難所の生活を余儀なくされたり、車上生活をされたりする方がおられました。

本人も家が倒壊して車上生活をするようになったという「tetu channel」さん。

当時は大変な思いをされたと思いますが、その車上生活の経験を活かして、You Tubeで動画をあげられてます。

最初の頃から、おもに100均で手に入る材料や道具を使って快適に車中泊ができるような工夫の動画や、その車で熊本を中心とした観光スポットや道の駅、温泉施設、海で釣りなどを配信されています。

今は加えてポータブルバッテリーや車載冷蔵庫、暖房器具、扇風機などより車中泊が便利になるようなアイテムの紹介とかもされています。

全体的にゆるい感じなのが、熊本地震の大変さを癒やしてくれるようなチャンネルです。

車はホンダのバモスです。

このような軽自動車のワンボックスタイプには珍しく、ミッドシップエンジンの後輪駆動という方式をとっているようです。

車に関しての動画もいろいろあり、ボディを自分でガラスコーティングしたり、黄変したヘッドライトを100均のグッズで磨いてみたり、窓の目隠し用にプラバンと100均のインテリアシートで仕上げてみたりとどんどん自分でやっていきます。

たまにちょっと天然が入るところがちょうどいい感じです。

車の後席と荷室をフラットにするように、廃材で作った折りたたみ式の床を作っているので、後席も使いたいときには簡単にセットできます。

車中泊仕様にする時は、テーブルなどは市販の折りたたみのものなどを使っているので、あまりヘビーにDIYをしたくない人にはとても参考になると思います。

動画自体が面白いので、ほとんど全動画見ています。

tetu channelさんのリンクを貼っておきますね。

もうひとりは「Oil Aloe」さんです。

この方は軽自動車のワンボックスバンをDIYで改造されているのですが、すのこを使ったり、細い板をうまく組み合わせて収納を作ったりされています。

シンプルですが木の構成の仕方や色の使い方がとても好みです。

面白いのは、ご自分でいろいろと寝床の下にチューブを回して床暖房や冷房のシステムを作ったりすることです。

キャンピングカーには水場があるものもありますが、これもありものを使って自作されています。

なるほど、こういう工夫もできるんだなといつも感心しながら見させていただいております。

Oil AloeさんのYou Tubeチャンネルのリンクを下に貼っておきます。

まだまだ気になる人はいますので、また別の機会にご紹介したいと思います。